愛知県名古屋市久屋大通公園周辺におけるAR実証実験の実施について

東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻まちづくり研究室では竹中工務店・NTTアーバンソリューションズ総合研究所と協力し現在実施中の研究(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第3期/バーチャルエコノミー拡大に向けた基盤技術・ルールの整備」における「まちの体験価値を向上させる仕掛け・体験デザイン構築と実装に関する研究開発プロジェクト」の研究)の一環として、愛知県名古屋市内久屋大通公園光の広場(愛知県名古屋市中区栄3丁目31)周辺において2024年11月2日~11月11日の期間行われるイベント「PARK?」(読み:ぱーく)期間において環境音及び映像データの取得を行います。そのため、愛知県名古屋市内久屋大通公園光の広場(愛知県名古屋市中区栄 3 丁目 31)内およびエディオン久屋広場(〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄3丁目15)、および松坂屋北館(名古屋市中区栄三丁目16番1号)の前の路上で実験協力者にARでデザイン案を体験してもらい、体験時の反応をデータ収集します。

データ収集期間は2024年11月2日~2024年11月11日、データ収集は左記の期間の各日について、10:00~17:15に行われます。

AR体験中に取得された画像、映像、環境音には、周囲(こちらの資料に表記されているエリア内では特に姿や会話が明瞭に録画・録音される可能性があります)の様子や会話が含まれる可能性がございますが、個人が特定されない形で慎重にコンピュータ処理されます。収集されたデータは、今後のより良いまちづくりに役立てられます。ご理解とご協力をいただけますと幸いです。

取得したデータは株式会社竹中工務店の管理するクラウドサーバにおいて管理され、当研究プロジェクトの研究期間終了後5年後に削除されます。本データを利用した研究成果の公表に際しては、具体的にその場にいた人物を特定できるような形式での公表は行いません。

音声データ・映像データの利用を希望されない方は、下記の連絡窓口まで滞在時刻と共にお知らせください。該当データの確認・削除の対応をさせていただきます。

連絡窓口:竹中工務店 技術研究所(担当:安藤)TEL : 0476-47-1700

研究責任者:東京大学大学院工学系研究科 都市工学専攻 まちづくり研究室 教授 小泉秀樹

協力:久屋大通公園南エリア賑わい創出実行委員会

愛知県名古屋市久屋大通公園周辺における音声および映像データ取得の実施について

東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻まちづくり研究室では竹中工務店・NTTアーバンソリューションズ総合研究所と協力し現在実施中の研究(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第3期/バーチャルエコノミー拡大に向けた基盤技術・ルールの整備」における「まちの体験価値を向上させる仕掛け・体験デザイン構築と実装に関する研究開発プロジェクト」の研究)の一環として、愛知県名古屋市内久屋大通公園光の広場(愛知県名古屋市中区栄3丁目31)周辺において2024年11月2日~11月11日の期間行われるイベント「PARK?」(読み:ぱーく)期間において環境音及び映像データの取得を行います。そのため、愛知県名古屋市内久屋大通公園光の広場(愛知県名古屋市中区栄 3 丁目 31)内および、ショッピングモールのラシック(愛知県名古屋市中区栄3丁目6−1)の前の路上および松坂屋本館(名古屋市中区栄三丁目16番1号)の前の路上にデータ取得機材(音声取得機材及び定点タイムラプスカメラ)の設置を行います。

データ収集期間は以下の通りです。愛知県名古屋市内久屋大通公園光の広場(愛知県名古屋市中区栄 3 丁目 31)においては2024年11月7日~2024年11月11日、データ収集は左記の期間の各日について終日行われます。ショッピングモールのラシック(愛知県名古屋市中区栄3丁目6−1)の前の路上、松坂屋本館(名古屋市中区栄三丁目16番1号)の前の路上においては2024年11月2日~2024年11月11日、データ収集は左記の期間の各日について、10:00~20:00に行われます。機材設置位置はこちらで確認できます。

録音された環境音には、周囲(こちらの資料に表記されている録音エリア内では特に会話が明瞭に録音される可能性があります)の会話が含まれる可能性がございますが、これらの音声データは匿名化され、個人が特定されない形で慎重にコンピュータ処理されます。また、会話内容が分析に用いられることはありません。撮影された画像も同様に匿名化され、個人が特定されない形で慎重にコンピュータ処理されます。収集されたデータは、今後のより良いまちづくりに役立てられます。ご理解とご協力をいただけますと幸いです。

取得したデータは株式会社竹中工務店の管理するクラウドサーバにおいて管理され、当研究プロジェクトの研究期間終了後5年後に削除されます。本データを利用した研究成果の公表に際しては、具体的にその場にいた人物を特定できるような形式での公表は行いません。

音声データ・映像データの利用を希望されない方は、下記の連絡窓口まで滞在時刻と共にお知らせください。該当データの確認・削除の対応をさせていただきます。

連絡窓口:竹中工務店 技術研究所(担当:安藤)TEL : 0476-47-1700

研究責任者:東京大学大学院工学系研究科 都市工学専攻 まちづくり研究室 教授 小泉秀樹

協力:久屋大通公園南エリア賑わい創出実行委員会

研究室メンバーの投稿論文が都市系のトップジャーナルの1つであるTransportation Research Part Cに掲載されました

当研究室メンバーの論文が都市系のトップジャーナルの1つであるTransportation Research Part Cに掲載されました。
本研究は、車両に搭載したドライブレコーダーの映像から街路レベルでの歩行者密度を測定するための新しい手法を提案しました。東京中心部を運行する約3,000台(地域を営業するタクシーの約7%に相当)のタクシーのAIドラレコデータを元に検証を行った結果、駅周辺の50%以上の街路において歩行者活動が計測可能であることがわかりました。また、これらの計測データを基に、駅からの距離や周辺のアメニティ(店舗・施設)密度と歩行者密度との関連を調べたところ、特にアメニティ密度と非常に強い正の相関があることが確認され、ウォーカビリティ指標の既往研究を裏付ける結果となりました。

A paper by a member of our research laboratory has been published in Sustainable Cities and Society, one of the leading journals in the field of urban studies.
This study proposed a new method for measuring pedestrian density at the street level from drive recorder video installed in vehicles. Based on the validation of the AI-Drive Recorder data from approximately 3,000 cabs operating in central Tokyo (equivalent to about 7% of the cabs operating in the area), we found that pedestrian activity can be measured on more than 50% of the streets around train stations. Based on these measured data, we also examined the relationship between distance from the station and density of surrounding amenities (stores and facilities) and pedestrian density, and found a very strong positive correlation with amenity density in particular, confirming previous research on walkability indicators.

書誌情報
Oda, Takuma, and Yuji Yoshimura. 2024. “Quantifying the Vibrancy of Streets: Large-Scale Pedestrian Density Estimation with Dashcam Data.” Transportation Research Part C: Emerging Technologies 167 (October):104840. https://doi.org/10.1016/j.trc.2024.104840.

論文掲載ページ
https://doi.org/10.1016/j.trc.2024.104840

研究室スタッフの投稿論文が医学系のトップジャーナルの1つであるJAMA Network Open紙に掲載されました

当研究室スタッフの古賀千絵 特任助教を筆頭著者とする論文が医学系のトップジャーナルの1つであるJAMA Network Open紙に掲載されました。

書誌情報
Koga, C., Tsuji, T., Hanazato, M., Nakagomi, A., & Tabuchi, T. (2024). Intergenerational Chain of Violence , Adverse Childhood Experiences , and Elder Abuse Perpetration. 7(9), 1–11. https://doi.org/10.1001/jamanetworkopen.2024.36150

論文掲載ページ
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0264275124004554

先端研のプレスリリース

https://www.rcast.u-tokyo.ac.jp/…/release/20240928.html

研究室スタッフの投稿論文が都市系のトップジャーナルの1つであるCitiesに掲載されました

当研究室スタッフの古賀千絵 特任助教を筆頭著者とする論文が都市系のトップジャーナルの1つであるCitiesに掲載されました。

書誌情報
Koga, C., Takemura, K., Shin, Y., Fukushima, S., Uchida, Y., & Yoshimura, Y. (2024). Assessing the social atmosphere : A multilevel analysis of social connection and participation. Cities, 154(August), 105408. https://doi.org/10.1016/j.cities.2024.105408

論文掲載ページ
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0264275124004554

研究室メンバーの投稿論文が都市系のトップジャーナルの1つであるSustainable Cities and Societyに掲載されました

当研究室メンバーの論文が都市系のトップジャーナルの1つであるSustainable Cities and Societyに掲載されました。
本研究は、加古川市における監視カメラと地域安全活動の関係を調査したものです。調査の結果、監視カメラに対する住民の高い受容と、高い安心感の存在が明らかになりました。

A paper by a member of our research laboratory has been published in Sustainable Cities and Society, one of the leading journals in the field of urban studies.
This study investigates the relationship between surveillance cameras and community safety activities in Kakogawa City, Japan. A survey revealed high acceptance of surveillance cameras and a strong sense of safety among residents,.

書誌情報
Yang, Sihan, Hiroki Nakajima, Yerim Yang, Yuta Shin, and Hideki Koizumi. 2024. “The Impact of Surveillance Cameras and Community Safety Activities on Crime Prevention: Evidence from Kakogawa City, Japan.” Sustainable Cities and Society 115 (November):105858. https://doi.org/10.1016/j.scs.2024.105858.

論文掲載ページ
https://doi.org/10.1016/j.scs.2024.105858

研究室スタッフの投稿論文が都市系のトップジャーナルの1つであるCitiesに掲載されました

当研究室スタッフの中島 弘貴 特任講師を筆頭著者とする論文が都市系のトップジャーナルの1つであるCitiesに掲載されました。

論文の内容は筆頭著者の博士論文全体の内容に基づき、公共空間の利活用や不動産のリノベーションといった小規模事業を起点とする取り組みに基づいて、まちづくりという概念を都市再生の国際的な文脈に位置づけたものになります。

書誌情報
Nakajima, H., & Murayama, A. (2024). Inclusive urban regeneration approaches through small projects: A comparative study of three Japanese machizukuri cases. Cities, 152, https://doi.org/https://doi.org/10.1016/j.cities.2024.105241

論文掲載ページ
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0264275124004554

大槌町、陸前高田市へ

10月6日、7日の2日間で研究室メンバーで三陸へ伺いました。
・大槌町
若者チャレンジ事業という大槌町コミュニティ再生会議の取り組みの公開プレゼンの見学をしました。これまで、公開プレゼンをして市民団体の方が事業を説明する様子を見たことがなかったので、実際の現場を知ることができました。
・りくカフェ(陸前高田市)
りくカフェで行われている第2期介護予防事業の最終回に研究室の研究の一環で学生も参加しました。参加者が体操を楽しんで行っている姿やみんなで話しながら昼食を食べる姿を見て、自分の祖父母は日常どのように過ごしているのか考えさせられました。
また、この事業の継続性などの会議も横で聞かせていただきました。参加者がいずれは運営にも回れるような仕組みづくりは、多くの組織が抱える課題だと思います。
写真は、大槌町の大槌城跡から撮ったもの、りくカフェ、陸前高田市の下和野地区災害公営住宅(陸前高田市初の災害公営住宅)とそこからの様子です。
(文責:M1 寺田)

大槌城跡から見た大槌町中心市街地

りくカフェ。介護予防事業(スマートクラブ)の様子。

スマートクラブ。みんなでお昼ご飯。

陸前高田市内の災害公営住宅

研究室合宿を行いました

9月8日から9日の2日間で研究室合宿を行いました!

行き先=沼津市・三島市(静岡県)

・1日目
朝、沼津市役所主催のまちなか居住促進計画のワークショップにファシリテータとして参加させていただきました。地図を使いながら、住民の方や市役所の方が知っていることを話したことで、それぞれの方の知っている地域像がつながっていくのだな、と実感できました。
その後、市役所の方に中心市街地を案内していただきました。想像していたよりも川(狩野川)が中心市街地の中にありました。河川敷ではバーベキューができ、川ではカヤックができるそうで、川を活かしたまちなか居住の姿が垣間見えました(当日は台風接近のため大雨でしたが……)。さらに、日本では数少ない美観地区の1つである沼津アーケード街美観地区も見ることができました。
また、卒論や修論の進捗報告会も行い、市役所の方から沼津市の事例に即した意見をいただくことができました。

 

沼津市居住推進計画のWSファシリテーターをしました
沼津市居住推進計画のWSファシリテーターをしました

 

狩野川
狩野川

 

沼津アーケード街「美観地区」
沼津アーケード街「美観地区」

・2日目

まずは、沼津市の大岡地区という市内では人口が増加している地区の見学をしました。田畑のなかでミニ開発が進み、用水路に蓋をして道路幅員を広げているような状況でした。

その後、三島市に移動し、NPO法人「グラウンドワーク三島」さんに源兵衛川再生と三島市のまちづくりについてのお話を伺いました。事務局長の渡辺さんのグラウンドワーク三島の設立の話を聞いて、まちづくりを進める上では強力なリーダーシップが必要だと、改めて考えました。

沼津市と三島市は隣り合う都市ですが、都市の成り立ちが異なり、現在の都市の姿も大きく違います(戦災を受けた沼津市と免れた三島市)。まちなかを歩いていると、沼津市では片側2車線道路が多く、また直線的な道路が多かったのですが、三島市では片側1車線で川に沿って曲がった街路が多かったです。

この合宿で得た現地での経験を忘れないようにしながら、それぞれの研究を進めていきたいと思います。

源兵衛川
源兵衛川

 

水に親しめる場所が点在
水に親しめる場所が点在

 

(文責:M1寺田)

TOKYO2020 ー東京文化資源からのコミュニティ・デザイン

 

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8月20,21日に、3×3Laboにて、「TOKYO2020 ー東京文化資源からのコミュニティ・デザイン」WSを開催しました。7月からはじまったこのWSには、15名ほどの東大、首都大、千葉大等の学生さんが参加してくれています。

生活景・産業・飲食・地形という4チームに分かれて、本郷や湯島地域を中心に、「文化資源とは何か?」を考え、文化資源を活かしたまちづくりの提案をするという内容です。この2日間は、7月から各々進めている作業をまとめるとともに、谷中で長年まちづくりに携わってこられた椎原晶子さん、「東京文化資源」プロジェクトを推進する吉見俊哉先生にレクチャーをしていただきました。

最終発表は、10月4日の全国まちづくり会議にて行います。どんな提案が出てくるか楽しみです。