研究室について

東京大学大学院都市工学専攻 コミュニティ再生論講座|まちづくり研究室(小泉秀樹教授)のホームページへようこそ。

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https://www.facebook.com/cdmkoizumi

<東大先端研・小布施町コミュニティ・ラボ 冊子刊行!>

東大先端研・小布施町コミュニティ・ラボの2016年度から2020年度までの5年間の取り組みをまとめた冊子を刊行しました。 また、5年間を振り返るパネルも公開しました。 ぜひご一読ください。(2021.9)

冊子・パネルの掲載はコチラ


1、研究室の概要 

自らコミュニティ再生やまちづくりに関わるプロジェクトをコーディネートしながら、実践研究を積み重ねていく研究室です。

いいかえれば、コミュニティや「まち」の再生をめざした、デザイン、プランニングそしてマネジメントの、方法論や手法、それらを支える基礎理論について、さまざまなアプローチから探求し、実際のコミュニティ再生プロジェクトやまちづくりに応用することが、研究室の中心的な活動です。

コミュニティの再生(=コミュニティのデザイン、プランニングそしてマネジメント)やまちづくり の実践・研究に関心がある学生、また空間デザインやGISなどの基本技術のまちづくりへの実践的な応用に関心がある学生、それらに関わる理論研究に関心がある学生の皆さんの参加を歓迎します。

*KEY WORD
まちづくり/コミュニティの再生/コミュニティのデザイン・プランニング・マネジメント/参加型民主主義/コミュニティビジネス など

図2


2、研究の射程

実践研究をラボの中心に据えながら、下記の研究領域を横断的に扱います。


<方法論・手法研究>

・コミュニティ再生、まちづくりの方法論や手法の評価手法に関する研究:
コミュニティ再生、まちづくりの方法論や手法の有効性をどのように評価すべきか、できるのか、評価の方法・手法を検討します。

・コミュニティ再生、まちづくりの方法論・手法に関する事例研究:
コミュニティ再生、まちづくりの先進事例等について、ケーススタディを行うことで、そこで用いられている方法論や手法を明らかにし、またそうした事例が成果をあげることができた理由・条件について、明らかにします。

・それらのベースとなる理論・論/基礎技術の研究:
コミュニティの再生、まちづくりの方法論、技法をささえる理論や基礎技術について、関連する学問分野(社会学、政治学、社会心理学、生態学、法学など)を参考にしながら研究を行います。


<計画・制度・体制研究>
・コミュニティの物的・社会的環境を再生するための政策・計画・施策に関して主にケーススタディを通じて研究を行い、実践にもとめられる知見を見いだします。

・コミュニティのガバナンスやエンパワメント(協働体制や関係性をかたちづくるため)に必要な制度や体制、仕組みについて探求します。


<実践研究>
・コミュニティ再生、まちづくりの方法論や技法に関する実践研究:
コミュニティや地域の課題を確認し、方法論や技法を開発し実践します。実践の成果を評価し、方法論や技法の開発につなげます。

・コミュニティ再生、まちづくり計画・制度・体制に関する実践研究:
コミュニティや地域の課題ととともに、コミュニティ再生やまちづくりの担い手(市民社会組織、住民組織、NPO、社会的企業、自治体)やそれらを育み協働を生み出すための制度体制の課題を確認し、計画・制度・体制の提案し、実際に策定・実施・運営を行います。その上で、評価を行い計画・制度・体制の見直しにつなげます。


3、講座「コミュニティ再生論について」 

上記のような研究領域について、事例研究やフィールドワーク、それに基づくディスカッションをベースとした講座を展開していきます。


研究室に興味がある方、また何か質問がある方は、「お問い合わせ」ページよりご連絡ください。