大槌町、陸前高田市へ

10月6日、7日の2日間で研究室メンバーで三陸へ伺いました。
・大槌町
若者チャレンジ事業という大槌町コミュニティ再生会議の取り組みの公開プレゼンの見学をしました。これまで、公開プレゼンをして市民団体の方が事業を説明する様子を見たことがなかったので、実際の現場を知ることができました。
・りくカフェ(陸前高田市)
りくカフェで行われている第2期介護予防事業の最終回に研究室の研究の一環で学生も参加しました。参加者が体操を楽しんで行っている姿やみんなで話しながら昼食を食べる姿を見て、自分の祖父母は日常どのように過ごしているのか考えさせられました。
また、この事業の継続性などの会議も横で聞かせていただきました。参加者がいずれは運営にも回れるような仕組みづくりは、多くの組織が抱える課題だと思います。
写真は、大槌町の大槌城跡から撮ったもの、りくカフェ、陸前高田市の下和野地区災害公営住宅(陸前高田市初の災害公営住宅)とそこからの様子です。
(文責:M1 寺田)

大槌城跡から見た大槌町中心市街地

りくカフェ。介護予防事業(スマートクラブ)の様子。

スマートクラブ。みんなでお昼ご飯。

陸前高田市内の災害公営住宅

研究室合宿を行いました

9月8日から9日の2日間で研究室合宿を行いました!

行き先=沼津市・三島市(静岡県)

・1日目
朝、沼津市役所主催のまちなか居住促進計画のワークショップにファシリテータとして参加させていただきました。地図を使いながら、住民の方や市役所の方が知っていることを話したことで、それぞれの方の知っている地域像がつながっていくのだな、と実感できました。
その後、市役所の方に中心市街地を案内していただきました。想像していたよりも川(狩野川)が中心市街地の中にありました。河川敷ではバーベキューができ、川ではカヤックができるそうで、川を活かしたまちなか居住の姿が垣間見えました(当日は台風接近のため大雨でしたが……)。さらに、日本では数少ない美観地区の1つである沼津アーケード街美観地区も見ることができました。
また、卒論や修論の進捗報告会も行い、市役所の方から沼津市の事例に即した意見をいただくことができました。

 

沼津市居住推進計画のWSファシリテーターをしました
沼津市居住推進計画のWSファシリテーターをしました

 

狩野川
狩野川

 

沼津アーケード街「美観地区」
沼津アーケード街「美観地区」

・2日目

まずは、沼津市の大岡地区という市内では人口が増加している地区の見学をしました。田畑のなかでミニ開発が進み、用水路に蓋をして道路幅員を広げているような状況でした。

その後、三島市に移動し、NPO法人「グラウンドワーク三島」さんに源兵衛川再生と三島市のまちづくりについてのお話を伺いました。事務局長の渡辺さんのグラウンドワーク三島の設立の話を聞いて、まちづくりを進める上では強力なリーダーシップが必要だと、改めて考えました。

沼津市と三島市は隣り合う都市ですが、都市の成り立ちが異なり、現在の都市の姿も大きく違います(戦災を受けた沼津市と免れた三島市)。まちなかを歩いていると、沼津市では片側2車線道路が多く、また直線的な道路が多かったのですが、三島市では片側1車線で川に沿って曲がった街路が多かったです。

この合宿で得た現地での経験を忘れないようにしながら、それぞれの研究を進めていきたいと思います。

源兵衛川
源兵衛川

 

水に親しめる場所が点在
水に親しめる場所が点在

 

(文責:M1寺田)

TOKYO2020 ー東京文化資源からのコミュニティ・デザイン

 

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8月20,21日に、3×3Laboにて、「TOKYO2020 ー東京文化資源からのコミュニティ・デザイン」WSを開催しました。7月からはじまったこのWSには、15名ほどの東大、首都大、千葉大等の学生さんが参加してくれています。

生活景・産業・飲食・地形という4チームに分かれて、本郷や湯島地域を中心に、「文化資源とは何か?」を考え、文化資源を活かしたまちづくりの提案をするという内容です。この2日間は、7月から各々進めている作業をまとめるとともに、谷中で長年まちづくりに携わってこられた椎原晶子さん、「東京文化資源」プロジェクトを推進する吉見俊哉先生にレクチャーをしていただきました。

最終発表は、10月4日の全国まちづくり会議にて行います。どんな提案が出てくるか楽しみです。

 

 

2015年度

HPの更新が進んでおりませんでしたが、小泉研は2015年度前期も色々と動いています。(2015年度はちゃんと更新しようと思います)

この夏取り組んでいることの一つに、「東京2020 -東京文化資源からのコミュニティ・デザイン」というワークショップがあります。昨年度の「東京2030」の発展版で、今回は「東京文化資源区プロジェクト」と連携して、対象地を湯島やその周辺地域に絞って調査、提案づくりをするという内容になっています。

こちらにその様子をまたアップしたいと思います。

研究室のFacebookも立ち上がりました。FBでは、主に研究室関係のイベントのお知らせをしていく予定です。

 

 

 

「東京2030:再生にむけたコミュニティ・デザイン」ワークショップを開催しました

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 8月18日、19日に、丸の内3×3Laboにて、「東京2030:再生にむけたコミュニティ・デザイン」ワークショップを開催しました。10年後、20年後の社会の担い手である学生が集い、東京の未来について考え、提案することを目的としました。
 18日と19日の午前中は、多様な社会課題に対する取組みの事例報告をしてもらいました。
 そして、この報告を踏まえた上で、19日の午後から、2030年の東京の姿と、そこに至るまでのデザインについて提案を考えてもらいました。夜に発表会には、先生方も多く駆けつけて下さいました。短い時間ではありましたが、様々な大学・分野のコラボレーションで、学生にとっては貴重な機会になったと思います。
■全体コーディネーター
小泉秀樹教授
■参加大学
東京大学(都市工学、経済学、情報学環(吉見研)、社会学(祐成研)など)/首都大学東京(川原晋研)/明治大学(山本俊哉・鈴木俊治研究室)/東京理科大学(伊藤香織研究室)/東京芸術大学(椎原晶子/文化複合施設HAGISOサマースクール)/慶応義塾大学(中島直人研)ほか
■発表内容
8月18日
 午前事例1:郊外再生のまちづくり(たまプラーザ)
 午後事例2:歴史文化とコミュニティ再生(上野、谷中、神田、向島)
   事例3社会的包摂(山谷)
   事例4農と都市再生(小石川、藤沢、千駄ヶ谷
   事例5東京都心の再生(丸の内、日本橋、神楽坂、築地、
8月19日
 午前事例6ものづくりまちづくり(FabLabo、大田、
 午後 提案づくり
 夜  最終プレゼン
■本WSは、東京大学ソーシャルICTグローバル・クリエイティブリーダー育成プログラムのGDWSにも位置づけられています。
(文責:後藤智香子)

2014年度 修士課程向けガイダンスを行いました。

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修士課程向けのガイダンスを実施しました。
多くの修士課程の学生に加え、学部4年生の参加もありました。
ありがとうございました。

*2日のガイダンスに来られなかった方、研究室についてさらに詳しく知りたい方、研究室選びに悩んでいる方は、下記までお気軽にお問い合わせください。

問い合わせ先: chikako[at]cd.t.u-tokyo.ac.jp(後藤) 
([at]を@に変更して送ってください。)

*8日11時から、222教室にて、小泉研研究室会議を行います。
小泉研に関心がある修士課程の学生さんはぜひご参加ください。
(学部生の方については別途ご連絡します)

ホームページをオープンしました。

小泉研究室の発足とともに、研究室HPをオープンしました。

小泉研では、今後、研究室内外の様々な領域で活躍する多様な人々が交流できるオープンラボのような取組も進めていきます。

そのような情報発信もこのホームページ上で行っていきたいと思いますので、どうぞ、よろしくお願いいたします。