研究室合宿を行いました

9月8日から9日の2日間で研究室合宿を行いました!

行き先=沼津市・三島市(静岡県)

・1日目
朝、沼津市役所主催のまちなか居住促進計画のワークショップにファシリテータとして参加させていただきました。地図を使いながら、住民の方や市役所の方が知っていることを話したことで、それぞれの方の知っている地域像がつながっていくのだな、と実感できました。
その後、市役所の方に中心市街地を案内していただきました。想像していたよりも川(狩野川)が中心市街地の中にありました。河川敷ではバーベキューができ、川ではカヤックができるそうで、川を活かしたまちなか居住の姿が垣間見えました(当日は台風接近のため大雨でしたが……)。さらに、日本では数少ない美観地区の1つである沼津アーケード街美観地区も見ることができました。
また、卒論や修論の進捗報告会も行い、市役所の方から沼津市の事例に即した意見をいただくことができました。

 

沼津市居住推進計画のWSファシリテーターをしました
沼津市居住推進計画のWSファシリテーターをしました

 

狩野川
狩野川

 

沼津アーケード街「美観地区」
沼津アーケード街「美観地区」

・2日目

まずは、沼津市の大岡地区という市内では人口が増加している地区の見学をしました。田畑のなかでミニ開発が進み、用水路に蓋をして道路幅員を広げているような状況でした。

その後、三島市に移動し、NPO法人「グラウンドワーク三島」さんに源兵衛川再生と三島市のまちづくりについてのお話を伺いました。事務局長の渡辺さんのグラウンドワーク三島の設立の話を聞いて、まちづくりを進める上では強力なリーダーシップが必要だと、改めて考えました。

沼津市と三島市は隣り合う都市ですが、都市の成り立ちが異なり、現在の都市の姿も大きく違います(戦災を受けた沼津市と免れた三島市)。まちなかを歩いていると、沼津市では片側2車線道路が多く、また直線的な道路が多かったのですが、三島市では片側1車線で川に沿って曲がった街路が多かったです。

この合宿で得た現地での経験を忘れないようにしながら、それぞれの研究を進めていきたいと思います。

源兵衛川
源兵衛川

 

水に親しめる場所が点在
水に親しめる場所が点在

 

(文責:M1寺田)

TOKYO2020 ー東京文化資源からのコミュニティ・デザイン

 

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8月20,21日に、3×3Laboにて、「TOKYO2020 ー東京文化資源からのコミュニティ・デザイン」WSを開催しました。7月からはじまったこのWSには、15名ほどの東大、首都大、千葉大等の学生さんが参加してくれています。

生活景・産業・飲食・地形という4チームに分かれて、本郷や湯島地域を中心に、「文化資源とは何か?」を考え、文化資源を活かしたまちづくりの提案をするという内容です。この2日間は、7月から各々進めている作業をまとめるとともに、谷中で長年まちづくりに携わってこられた椎原晶子さん、「東京文化資源」プロジェクトを推進する吉見俊哉先生にレクチャーをしていただきました。

最終発表は、10月4日の全国まちづくり会議にて行います。どんな提案が出てくるか楽しみです。